【8箇所に分けて解説】白髪が生える場所で体の不調をチェックしよう

皆さん、こんにちは。

ヘッドスパ専門店「Head Spa Shop MAYIM」です。

突然ですが、白髪についてこんな悩みを抱えていませんか?

「どうしていつも同じ場所に白髪が生えるんだろう?」

「特定の場所に生える白髪は、体の不調のサインだって聞いたけど本当?」

「どの場所がなんの不調を表しているのか知りたい!」

そう。

一定の位置に集中して生えている白髪は、実は体の不調を表しているんです。

つまり、どの位置がどこの不調を表しているのか分かると、白髪も一緒に改善することができるんです。

この記事では、白髪が生える場所を8箇所に分けて、それぞれの不調を紹介していきます。

ぜひ最後まで読んで、白髪と体のケアに役立ててくださいね。

目次

【8箇所に分けて解説】白髪が生える場所でそれぞれの不調をチェック

それでは、場所ごとに体の不調を紹介していきます。

①頭頂部(胃腸の不調・ストレス)

頭頂部の白髪は、胃腸の不調やストレスを表しています。

胃もたれや胃痛、下痢や便秘などの症状に悩んでいる人は、頭頂部に白髪が集中しているかもしれません。

また、ストレスが溜まると自律神経が乱れて、それもまた結果的に胃腸の不調につながってしまいます。

食物繊維や脂質が少ない食事をとって、ストレスを解消すれば、頭頂部の白髪は改善されやすくなりますよ。

②こめかみ(目の疲れ)

こめかみの白髪は、目の疲れが原因です。

長時間のパソコンやスマホ、読書をしている人は、1時間ごとに休憩を取って目を休めるようにしましょう。

休憩時には、近くや遠くを繰り返し見たり、ホットアイマスクを使って目を休めると効果的です。

また、ビタミンB群やビタミンEなど目に良い栄養素を摂取すると、目の疲れが回復しやすくなります。

③耳まわり(耳の不調・歯のトラブル)

耳まわりに白髪が多いと、耳鳴りや難聴が起こっている可能性があります。

最近音が聞こえにくくなったり、片耳が詰まった感じがする場合は、早めに病院を受診してください。

また、耳まわりの白髪は虫歯や歯肉炎などといった、歯のトラブルも関係している場合もあります。

こちらも歯医者に行って、虫歯などがないか診察してもらうといいでしょう。

④後頭部(ホルモンバランスの乱れ)

後頭部の白髪は、ホルモンバランスの乱れを示しています。

ホルモンバランスの乱れは、生理不順や不正出血、更年期障害によるほてりや動悸などの不調が出やすいです。

十分な睡眠をとり、バランスの良い食事をして、ホルモンバランスを整えていきましょう。

なお、生理不順が3ヶ月ほど、不正出血が2、3日続くときは婦人科に相談してください。

子宮内膜症やパセドウ病、子宮頸がんといった病気が隠れているかもしれません。

⑤前髪(腸の不調・目の疲れ)

おでこには大腸と小腸につながるツボがあります。

そのため、前髪に白髪が急に増えたら、それは腸が隠れているサインかもしれません。

腸の不調には、下痢や便秘などの症状が現れます。

下痢の場合は食物繊維が豊富な食べ物を、便秘の場合は消化の良い食べ物を摂取してください。

⑥頭頂部の右側(腎臓の不調)

頭頂部の右側に生えた白髪は、腎臓の不調が原因です。

腎臓は、不要になった老廃物や水分、塩分などを体から排出する役割を持っています。

そんな腎臓の働きが悪くなると、むくみ、高血圧、血尿などの症状につながります。

腎機能を回復させるために、適度な運動や睡眠を心がけることが大切です。

また、タンパク質の過剰摂取は腎機能を悪化させてしまうので、食事の際には摂りすぎには注意しましょう。

⑦頭頂部の左側(肝臓の不調)

頭頂部の左側に生えた白髪は、肝臓の調子が悪いことを示しています。

肝臓はエネルギーの貯蔵や、有害物質の解毒、紹介に必要な胆汁の生成といった働きがあります。

肝臓不調による症状は、全身の倦怠感、食欲不振、むくみ、黄疸(皮膚が黄色くなること)などです。

「沈黙の臓器」と言われるほど、肝臓の不調は気付きにくいです。

もし頭頂部の左側に白髪が増えて、上記の症状が出た場合は早めに病院に行くことをおすすめします。

また、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルには肝機能を高める効果があると言われています。

⑧つむじ(心臓・肺の不調)

つむじだけに白髪が多く生えている場合は、心臓や肺が不調である可能性があります。

たった数本の白髪なら、あまり心配はありません。

ですが、つむじの白髪に加え、動悸や胸の動悸といった症状もあれば、早急に病院に行って検査してもらってください。

そもそもどのような仕組みで白髪になるの?

そもそも、どのような仕組みで白髪になるのでしょうか?

私たちの髪や瞳は、メラニン色素という物質で色づけられています。

しかし、メラニン色素が少なくなると黒に着色できなくなり、白髪のままで生えてきてしまうんです。

メラニン色素は、表皮の最下層部にある「メラノサイト」という細胞で生成されています。

何らかの原因でメラノサイトの機能が低下すると、生成されるメラニン色素の量も少なくなってしまいます。

ではどのような原因で、メラノサイトの機能が低下してしまうんでしょうか?

その原因は、次の目次で紹介します。

【メラノサイトの機能低下】白髪になってしまう6つの原因

前の目次では、白髪は次のような仕組みで生えてくると解説しました。

  1. 髪を黒くするメラニン色素は「メラノサイト」で作られている
  2. メラノサイトの機能が低下すると、メラニン色素が生成されない
  3. 結果、白髪のままで生えてくる

それでは、どのような原因でメラノサイトの機能が低下するのでしょう?

結論から言うと、、機能低下の原因として言われているのは、次の通りです。

  • 加齢
  • 遺伝
  • ストレス
  • 栄養不足
  • 睡眠不足
  • 頭皮環境の悪化

それぞれの原因を解説していきます。

原因①:加齢

1つ目の原因は加齢です。

年を重ねるごとに、メラノサイトの機能が上手く働かなくなり、結果として白髪が増えていきます。

加齢は誰しもが通る道なので、この原因によるメラノサイトの機能低下を防ぐことは難しいです。

原因②:遺伝

2つ目の原因は遺伝です。

10代〜20代で白髪が生え始めた方は、メラニン色素が生成されにくい体質が遺伝されたと考えられます。

原因③:ストレス

メラノサイトが正常に働くには、十分な栄養が必要です。

しかし、ストレスを感じると自律神経が乱れてしまい、血行不良となってしまいます。

血流の流れが悪くなると、メラノサイトまで栄養が届けられず、黒髪に必要なメラニン色素を十分に生成できなくなります。

原因④:栄養不足

偏った食生活を送ると栄養不足になって、美しい黒髪は生えてきません。

メラニン色素を生成するには、ビタミンCやE、タンパク質、鉄分などが必要です。

ビタミンCとEは、メラニン色素生成を邪魔する過酸化水素を抑える働きを持っています。

タンパク質は髪の主成分であり、鉄分はメラノサイトまで酸素・栄養を運ぶヘモグロビンの材料です。

どの栄養素もまんべんなく摂取しないと、白髪が生える原因になってしまいます。

原因⑤:睡眠不足

成長ホルモンには、疲労した細胞を修復させる働きがあります。

それはメラノサイトも例外ではありませんが、睡眠不足だと成長ホルモンが十分に分泌されなくなります。

疲労したメラノサイトでは、髪を黒くするメラニン色素を生成できません。

原因⑥:頭皮環境の悪化

最後の原因は、頭皮環境の悪化です。

頭皮の毛穴が詰まると、細菌が繁殖してバリア効果が低下してしまいます。

その結果、メラノサイトがダメージを受けて、髪を色づけるメラニン色素を作るのが難しくなります。

頭皮環境の改善には、ヘッドスパや頭皮マッサージが効果的です。

まとめ|体調を整えて白髪を黒髪に回復させよう

いかがでしたか?

白髪の生えている場所で体の不調が分かるので、体調を整えたら自動的に白髪も少なくできます。

白髪を予防・改善するために、最後にもう一度確認しましょう。

白髪が生える場所表している身体の不調
頭頂部胃腸・ストレス
こめかみ
耳まわり耳・鼻
後頭部ホルモンバランス
前髪腸・目
頭頂部の右側腎臓
頭頂部の左側肝臓
つむじ心臓・肺

体調を整えたら、白髪が同じ場所に生えることは少なくなるでしょう。

ですが白髪の原因は、栄養不足や頭皮環境の悪化など様々です。

「加齢や遺伝はしょうがないとして、他の白髪の原因をなくしたい!」という方はヘッドスパをおすすめします。

ヘッドスパは頭皮マッサージや洗浄で血行を促進するので、色素をつくるメラニンサイトまで栄養が届くようになります。

また、ヘッドスパでは頭皮の洗浄ケアも行っているので、頭皮環境の改善にも効果的です。

ヘッドスパと白髪改善については、こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧になってみてくださいね。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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