「どうすれば頭皮は柔らかくなるの?」
「頭皮を柔らかくするマッサージのやり方を知りたい」
「そもそもどうして頭皮は硬くなるの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
皆さん、こんにちは。
東京都世田谷のヘッドスパ専門店「Head Spa Shop MAYIM」です。
頭皮が硬いと薄毛や顔のたるみなど、様々なトラブルを引き起こします。
しかし、いざ頭皮を柔らかくしようと思っても、具体的にどうすれば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、頭皮を柔らかくするマッサージ方法や、その他5つの改善方法をご紹介します。
カチカチに硬くなった頭皮を柔らかくするために、ぜひこの記事を参考にしてください。
頭皮がカチカチに硬くなってしまう2つの原因
マッサージ方法をご紹介する前に、まずは頭皮が硬くなる原因を説明します。
頭皮が硬くなるのは次の2つが原因です。
- 血行不良
- 乾燥
原因をそれぞれ解説していきます。
原因①:血行不良
1つ目の原因は、頭皮の筋肉が血行不良になることです。
頭部の筋肉は、次の3つで構成されています。
- 前頭筋
- 側頭筋
- 後頭筋
この3つの筋肉をつないでいるのが、頭蓋骨を覆っている「帽状腱膜」です。
頭部の筋肉が血行不良になると、帽状腱膜がピンと引っ張られるように頭蓋骨に張り付きます。
それが頭皮を硬くさせる一因です。
原因②:乾燥
頭皮が乾燥すると、次第に頭皮は硬くなっていきます。
乾燥の原因の一つはシャンプーです。
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮のうるおいを保つ皮脂を必要以上に洗い流してしまいます。
その結果、頭皮が乾燥して硬くなってしまうのです。
他にも、紫外線を浴び続けるとコラーゲンの分解酵素が増えて、コラーゲンが破壊されます。
保湿成分が不足すれば、自動的に頭皮は乾燥してしまいます。
更年期障害や生活習慣の乱れなども、同じく頭皮の乾燥を引き起こします。
【1回4分でOK】頭皮を柔らかくするマッサージを紹介
硬くなった頭皮を柔らかくするには、継続的なマッサージが有効です。
今回はたった4分でできる、簡単頭皮マッサージをご紹介します。
全部で9ステップあるマッサージです。
なお、マッサージをするときは優しく行ってください。
力を入れすぎると頭皮に負担がかかって、抜け毛の原因になってしまいます。
1日の隙間時間にマッサージをして、頭皮を柔らかい状態に保っていきましょう。
全部で9ステップの流れでご紹介します。
ステップ①:耳まわりのストレッチ
最初は耳まわりのストレッチです。
耳全体を温めるように意識しましょう。
- 耳の後ろに親指を入れて、残りの指で耳を包み込むようにします
- 前方向に10秒間まわします
- 後方向に10秒間まわします
ステップ②:耳まわりの筋肉をほぐす
続いて、耳まわりの筋肉をほぐしていきます。
人差し指、中指、薬指の3本でマッサージしてください。
- こめかみに3本の指をセットします
- 指先で円を描くように5回ほぐします
- 後ろにずれて同じことを繰り返します
- 耳の後ろまでほぐしたらOKです
ステップ③:耳上から頭頂部をほぐす
次は、耳上から頭頂部までマッサージします。
②と同じ指で行ってください。
- 耳上に3本の指をセットします
- 指先で円を描くように5回ほぐします
- 少し上にずれて同じようにほぐします
- 頭頂部までほぐしたらOKです
ステップ④:首のストレッチ
続いて、首のストレッチです。
首も頭皮と同じく凝りやすい部分なので、しっかりと伸ばしましょう。
ただし、首の筋肉は繊細でデリケートなので、優しく行ってください。
- 右手で左耳をつかみます
- 首を右に倒して、0秒伸ばします
- 今度は左手で右耳をつかみます
- 首を左に倒して、10秒延ばします
ステップ⑤:生え際をほぐす
次は生え際をほぐしていきます。
- 眉尻の横に3本の指をセットします
- 円を描くように5回ほぐします
- 生え際に沿って上に移動し、同じようにほぐします
- 生え際の真ん中までほぐしたらOKです
ステップ⑥:額のマッサージ
続いて、おでこを全体的にマッサージします。
- おでこの中心に3本の指をセットします
- 円を描くように5回まわします
- 少し外側にずれて、同じようにマッサージします
- おでこの外側までマッサージしたらOKです
ステップ⑦:後頭部のマッサージ
次は、首元から後頭部にかけてマッサージします。
- 首元に3本の指をセットします
- 円を描くように5回まわします
- 上に移動して、同じようにほぐします
- 頭頂部に着くまで繰り返しましょう
ステップ⑧:頭頂部のマッサージ
続いて、頭頂部の生え際のラインをマッサージします。
今度は中指同士と薬指同士の指先を、それぞれくっつけて行ってください。
- おでこの生え際の真ん中に指をセットします
- 円を描くように5回ほぐします
- 後ろに移動し、ラインに沿って同じようにほぐします
- 頭頂部に着くまで繰り返しましょう
ステップ⑨:頭頂部のツボ押し
最後は頭頂部にある百会(ひゃくえ)というツボを押します。
頭頂部の真ん中にあるので、そこを指先で10秒間まわすように押してください。
百会は自律神経の不調、頭痛や肩こりに効果的です。
これで頭皮マッサージは終了です。
お疲れ様でした。
1日1回、継続的にマッサージして、頭皮を柔らかくしていきましょう。
マッサージ以外で頭皮を柔らかくする5つの方法
マッサージ以外にも、頭皮を柔らかくする方法はたくさんあります。
今回ご紹介するのは、次の5つの方法です。
- ブラッシングする
- 頭皮を温める
- ビタミン類を摂る
- 紫外線対策をする
- ヘッドスパを受ける
それぞれ説明していきます。
方法①:ブラッシングする
ヘアブラシは、頭皮を柔らかくするために役立つアイテムです。
髪をとかすだけで適度に頭皮が刺激されるので、頭皮の血行不良が改善されます。
ブラッシングする際は、ブラシの先を頭皮に押しつけないように注意しましょう。
力を入れすぎると頭皮に傷が付いて、傷口から雑菌が入り込んでしまいます。
方法②:頭皮を温める
頭皮を温めると、血管が拡がって血液の流れが良くなります。
蒸しタオルで頭全体を包み込むと効果的です。
シャンプー後、コンディショナーをつけてから蒸しタオルをすると、髪と頭皮の乾燥対策にもなります。
方法③:ビタミン類を摂る
ビタミン類の栄養素は、頭皮の乾燥を防いでくれます。
具体的には、次のビタミンを意識して摂取しましょう。
- ビタミンA(さつまいも、牛乳、豚レバー)
- ビタミンB2(焼き海苔、アーモンド、鶏卵)
- ビタミンB6(まぐろ、鮭、鶏胸肉)
- ビタミンC(赤ピーマン、キャベツ、じゃがいも)
- ビタミンE(落花生、モロヘイヤ、豆乳)
方法④:紫外線対策をする
夏以外でも、帽子や日傘を使って紫外線対策をしましょう。
紫外線対策をすればコラーゲンが破壊されることなく、頭皮のうるおいが保たれます。
方法⑤:ヘッドスパを受ける
ヘッドスパは、頭皮マッサージと保湿を兼ね揃えているので、頭皮を柔らかくするには打って付けです。
他にも顔の輪郭がスッキリしたり、頭皮の臭いやかゆみが解消されるなど、様々な効果が期待できます。
ヘッドスパについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
頭皮が硬くなることで生まれるデメリット
硬くなった頭皮を放置すると、様々なデメリットが生じてしまいます。
デメリットの1つが「頭皮のコリ」です。
頭皮が硬くなると血管が圧迫されて、疲労物質や老廃物が排出されなくなります。
そして、頭皮に溜まった疲労物質等が、頭皮のコリを引き起こしてしまうのです。
頭皮のコリに伴って、以下の不調も現れます。
- 肩・首コリ
- 頭痛
- 顔のたるみ
- 薄毛・白髪・抜け毛
硬くなった頭皮を放置すると、色んな症状が現れてしまいます。
そのため、頭皮を柔らかくするために改善することが大切です。
頭皮のコリやその他の不調については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ|頭皮を柔らかくする習慣を身に付けよう
今回は頭皮を柔らかくする方法をご紹介しました。
この記事でご紹介した方法を習慣にして、頭皮を柔らかくしていきましょう。
最後にもう一度、頭皮を柔らかくする方法をおさらいします。
- 頭皮マッサージをする
- ブラッシングする
- 頭皮を温める
- ビタミン類を摂る
- 紫外線対策をする
- ヘッドスパを受ける
また「ヘッドスパにちょっと興味がある」という方は、ぜひ当店のヘッドスパメニューをご利用ください。
摩擦を抑えたオールハンドの施術で、硬い頭皮を揉みほぐしていきます。
施術後は皮脂量に合わせた保湿ローションで保湿するので、頭皮の乾燥を予防できます。
ご不明な点などがありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。