「ヘッドスパをやりすぎるとどんな影響があるの?」
「ヘッドスパはどれくらいのペースで施術を受けたらいい?」
「髪も頭皮も綺麗になるんだから、頻繁に施術を受けたらダメなの?」
こんな疑問を抱えていませんか?
東京都世田谷のヘッドスパ専門店の「Head Spa Shop MAYIM」です。
頭皮も髪も綺麗になるヘッドスパですが、何事もやりすぎは禁物です。
短期間に何度も行うと、綺麗になるどころか頭皮も髪もボロボロになってしまいます。
この記事では、そんなヘッドスパのやりすぎによって起こるトラブルや、正しいヘッドスパを行う頻度をご紹介します。
ぜひ最後までご覧になってくださいね。
ヘッドスパは頭皮環境の改善を目的とした美容法
そもそもヘッドスパは、何を目的に行う美容法なのでしょうか?
ヘッドスパは、頭皮環境を改善するために「頭皮マッサージ」や「頭皮クレンジング」を中心に行う美容法です。
頭皮のクレンジングでは、臭いやかゆみなどの原因となる皮脂やタンパク質をしっかりと洗い流します。
頭皮マッサージでは、凝り固まっていた筋肉を揉みほぐし血行を促進させます。
これらの施術によって頭皮環境は改善され、臭いやかゆみや抜け毛など、あらゆる頭皮トラブルを解消することができるのです。
ヘッドスパのやりすぎによって起こる3つのトラブル
ヘッドスパには様々な効果がありますが、とは言えやりすぎは禁物です。
「ヘッドスパは頭皮に良いから!」と週に何度も受けてしまっては、かえって頭皮トラブルを起こす可能性があります。
具体的には次の3つです。
- 頭皮が乾燥して炎症が起きる
- ヘアサイクルが乱れてフケが増える
- 皮脂が過剰分泌されて臭いの元になる
ヘッドスパのやりすぎによるトラブルを、ひとつずつ解説していきます。
トラブル①:頭皮が乾燥して炎症が起きる
頭皮の表面には、水分と皮脂などで混ざり合ってできた「皮脂膜」があります。
紫外線やドライヤーなどの外的要因から守り、その一方で頭皮から水分が蒸散することを防ぐなど、一種のバリア的役割です。
しかしヘッドスパを過剰にやりすぎると、クレンジングによって皮脂膜が薄くなり、頭皮の乾燥が進んでしまいます。
頭皮が乾燥すると、紫外線などからダメージを受けやすくなり、頭皮が赤くなったりかゆくなったりと炎症が起きやすくなります。
さらに乾燥肌は、薄毛や抜け毛にもつながってしまうので要注意です。
トラブル②:頭皮のターンオーバーが乱れてフケが増える
頭皮も肌と同じようにターンオーバーがあります。
表面の古い角質細胞がフケとして剥がれ落ちて、新しい角質細胞が生まれるという仕組みです。
健康的な頭皮の場合だと、およそ28日周期のサイクルで頭皮が生まれ変わります。
しかし、ヘッドスパでクレンジングをやりすぎると、まだ古くなっていない角質細胞が余分に剥がれ落ちてしまいます。
角質細胞が余分に剥がれ落ちるということは、頭皮のフケが増えてしまうということです。
また頭皮のターンオーバーが乱れると、まだ十分に成長していない角質細胞が頭皮の表面に出てきてしまいます。
未成熟な角質はバリア機能を十分に持っていないため、普段通りシャンプーやドライヤーをするだけでも、頭皮ニキビやかゆみなどにつながる恐れがあります。
トラブル③:皮脂が過剰分泌されて臭いの元になる
トラブル①で、ヘッドスパのやりすぎは皮脂膜を洗い流して、乾燥肌を引き起こすと説明しましたね。
ですが頭皮が乾燥しすぎると、さらなる悪影響をもたらします。
それは「皮脂の過剰分泌」です。
頭皮が乾燥すると体が失った皮脂を補おうとして、皮脂を過剰に分泌させてしまうのです。
皮脂の過剰分泌は、頭皮のニキビや臭いやべたつきなどの原因になります。
また、皮脂をエサとする「フケ原因菌」という常在菌も増えて、結果的に大量のフケや脂漏性皮膚炎という病気につながる恐れもあるので、頻繁にヘッドスパを受けるのは控えましょう。
フケ原因菌や脂漏性皮膚炎についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
ヘッドスパの正しい頻度は2~3週間に1回
ここまで、ヘッドスパのやりすぎによるトラブルを解説していきました。
それでは一体、ヘッドスパはどのくらいの頻度で行ったらいいのでしょうか?
結論から言うと、2〜3週間に1回の頻度です。
先ほども触れたように、頭皮は28日周期で古い角質が剥がれて新しい細胞が生まれます。
このタイミングに合わせてヘッドスパを行うと、効率的に古い角質や皮脂を取り除くことができるのです。
日常生活を送る中でも、髪や頭皮に汚れは蓄積されてダメージも与えられます。
頭皮のメンテナンスという意味でも、最低でも1ヶ月に1回のペースでヘッドスパを行うことをおすすめします。
また、自宅でセルフヘッドスパを行う場合は、1〜2週間に1回の頻度で大丈夫です。
自宅で使用するクレンジングは、お店のものよりも洗浄力が高くないので、美容院よりも間隔が短くてもあまり問題はありません。
セルフヘッドスパのやり方はこちらでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ヘッドスパを正しい頻度で行うと期待できる6つの効果
ヘッドスパを正しい頻度で行うと、たくさんの効果が期待できます。
そんな嬉しい効果をひとつずつ解説していきます。
効果①:ハリとコシがある艶やかな髪になる
ヘッドスパで頭皮マッサージを行うと、血行が促進されてハリとコシのある艶やかな髪が生えてきます。
頭皮の血行をよくすることで、毛根部分まで必要な栄養が届けられるからです。
髪が生えるまで3ヶ月以上はかかりますが、その間も定期的にヘッドスパを受ければ、ボリュームのある美しい髪に育てられるでしょう。
効果②:薄毛・抜け毛・白髪を予防できる
ヘッドスパで血行が促進されることで、薄毛や抜け毛なども予防できます。
髪に十分な栄養が届けられたら、細く切れやすい髪になることはありません。
また、お店によっては再生医療を応用した最新の育毛メソッドや、白髪減少を期待できるスキャルプケア製品などを使用しているところもあります。
そういったお店でヘッドスパを受けると、より高い効果を期待できるでしょう。
当店でも毛髪再生や白髪改善に効果的なケアをご提供しています。
ご興味がある方は、当店の施術コースをご覧ください。
効果③:肩・首コリが解消される
頭皮が血行不良になると、同じく肩や首の血流も悪くなって、肩コリの症状を引き起こします。
なのでヘッドスパで頭皮の血流を改善すると、肩・首コリが解消されるという仕組みです。
効果④:顔の輪郭がスッキリする
顔の筋肉は、頭皮の筋肉で上に引き上げられています。
しかし、頭皮が硬くなると引き上げる力が弱くなって、結果的に頬や目尻がたるんでしまいます。
ヘッドスパでは硬くなった頭皮を揉みほぐして柔らかくするので、施術後は頭皮の筋力が復活して、顔の輪郭がスッキリとしますよ。
効果⑤:緊張型頭痛が改善される
緊張型頭痛とは、身体的・精神的ストレスによって起こる頭痛です。
ヘッドスパ含むマッサージは医療行為ではありませんが、施術によって心身ともにリラックスすることで、頭痛が改善されたというケースが多く存在します。
ただし、片頭痛の場合は逆に悪化してしまうので注意してください。
緊張型頭痛と片頭痛の見分け方については、こちらの記事でご紹介しています。
効果⑥:眼精疲労が緩和される
眼精疲労は、目の周りや首の筋肉が血行不良になることで発症します。
頭皮は目や首につながっているので、ヘッドスパでマッサージをすることは眼精疲労の症状改善にとても効果的です。
眼精疲労とヘッドスパの関係についてはこちらの記事で解説しているので、眼精疲労に悩んでいる方は、ぜひお読みください。
まとめ|ヘッドスパのやりすぎは禁物!
いかがでしたか?
ヘッドスパにはたくさんの効果がありますが、短期間で頻繁に行うとかえって逆効果です。
ヘッドスパは2〜3週間に1回の頻度で行って、頭皮も髪も心も綺麗にしましょう。
それでは最後に、ヘッドスパのやりすぎによって起こるトラブルをおさらいしましょう。
ヘッドスパのやりすぎによる悪影響
- 頭皮が乾燥して炎症が起きる
- ヘアサイクルが乱れてフケが増える
- 皮脂が過剰分泌されて臭いやニキビの元になる
他にヘッドスパについてお聞きしたいことがあれば、ぜひ当店にお問い合わせください。
当店のオーナーがお客様のお悩みにお答えします。
いつでもお気軽にご相談くださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。