頭皮ニキビができてしまう8つの原因と対処法を解説

「頭皮にニキビができてしまう原因が知りたい!」

「頭皮にニキビができたら、どう対処すれば良いのかな?」

「そもそもこれはニキビなのかな?」

こんな悩みを抱えていませんか?

皆さん、こんにちは。

東京都世田谷のヘッドスパ専門店「Head Spa Shop MAYIM」です。

顔にぽつんとできることが多いニキビですが、頭皮にもニキビができるケースがあります。

髪の毛が生えている場所にどうしてニキビができてしまうのか、気になる方は多いと思います。

そこで、今回はご覧の内容をご説明します。

  • 頭皮ニキビができてしまう原因
  • 頭皮ニキビができたときの対処法
  • 頭皮ニキビに似た症状・病気

この記事を読むと、頭皮ニキビを対処・予防できて綺麗な頭皮にすることができます。

ぜひ最後までご覧になってください。

目次

頭皮ニキビができてしまう8つの原因

頭皮ニキビができてしまう原因としては、8つの原因が考えられます。

  • シャンプーの洗い残し
  • 肌に合っていないヘアケア製品
  • 睡眠不足
  • 栄養の偏り
  • ストレス
  • 紫外線
  • 不衛生な枕カバー
  • 長時間の帽子の着用

それぞれの原因を、解説していきます。

原因①:シャンプーの洗い残し

シャンプーの洗い残しがあると、成分が酸化して毛穴に詰まってしまいます。

毛穴が詰まると汗や皮脂が排出されずに、ニキビの元であるアクネ菌が繁殖して、結果的に頭皮にニキビができてしまうのです。

予防法

シャンプーは3分ほどかけて洗い流しましょう。

襟足や生え際は洗い残しやすいので、特に念入りにすすいでください。

原因②:肌に合っていないヘアケア用品

シャンプーやリンスなど、ヘアケア用品の成分が肌に合わない場合、頭皮のバリア機能が低下して、ニキビができやすくなります。

予防法

頭皮ニキビを予防するには、洗浄力の高い石けん系のシャンプーがおすすめです。

また、抗菌作用のある成分が配合された製品も効果的なので、この2つのポイントを意識して選んでみてください。

原因③:睡眠不足

肌は一定周期で古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。

このサイクルをターンオーバーと言いますが、睡眠不足になるとターンオーバーが乱れて、古い角質が剥がれ落ちることなく頭皮に残ってしまいます。

そして、古い角質が毛穴を塞ぐことで皮脂が詰まりやすくなるので、頭皮にニキビができやすくなるのです。

予防法

6時間以上は睡眠して、毎日決まった時間に寝起きしましょう。

就寝1〜2時間前に入浴を済ませると、寝付きが良くなります。

原因④:栄養の偏り

脂質や糖質の多い食べ物を摂りすぎると、皮脂の過剰分泌を招いてニキビを誘発させる場合があります。

予防法

甘いお菓子やファーストフードの摂りすぎには注意して、バランス良く食べましょう。

また、ビタミンB群は脂質の代謝を促す働きがあるので、意識して摂取してみてください。

まぐろや鮭、鶏胸肉に多く含まれています。

原因⑤:ストレス

ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンであるアンドロゲンが多く分泌されます。

アンドロゲンは皮脂の分泌を促進させる男性ホルモンなので、皮脂過剰になってニキビが発生しやすくなるのです。

予防法

身近な人と話したり自分が楽しいと思えることをして、ストレスを溜めないようにしましょう。

原因⑥:紫外線

紫外線を浴びると、頭皮が乾燥して肌のバリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が低下することで古い角質が毛穴に詰まり、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖しやすくなるのです。

また、紫外線には皮脂を酸化させる働きもあるため、さらにニキビが発生しやすくなります。

予防法

直接紫外線に当たる時間を減らして、外出するときには日傘やヘア用の日焼け止めスプレーを使用するようにしましょう。

紫外線を浴びて日焼けした場合は、頭皮用のローションなどで保湿します。

赤くヒリヒリする場合は、保冷剤をガーゼで包んでアイシングしてください。

原因⑦:不衛生な枕カバー

枕カバーには寝汗や皮脂、フケなどが溜まりやすいので、雑菌が繁殖しやすいです。

その雑菌が頭皮や肌に触れると、炎症を起こしてニキビができやすくなります。

予防法

枕カバーは週に2回、ワックスや整髪剤を使う場合は毎日洗濯して、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

難しい場合は換えの枕カバーを用意したり、枕にタオルを敷くという方法もおすすめです。

原因⑧:長時間の帽子の着用

帽子は元々通気性があまり良くありません。

そんな帽子を長時間かぶり続けると、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。

普通の帽子だけでなく、ヘルメットにおいても同様です。

予防法

できるだけ帽子の着用時間を減らしましょう。

仕事で着用が義務付けられている場合は難しいかもしれませんが、休憩時間は外すなどして、頭皮が蒸れることを少しでも予防してください。

頭皮ニキビができたときの対処法

では、実際に頭皮ニキビができたらどのように対処すればいいのでしょうか?

結論から言うと「皮膚科を受診する」の一択です。

セルフケアだけでは症状が改善せず、むしろ悪化してしまう可能性があります。

ニキビは年齢や性別問わず、多くの方が経験するものなので軽く見られがちですが、ニキビも立派な病気のひとつです。

なので「たかがニキビぐらいで行ったら迷惑かも…」と不安に思わず、皮膚科に行って早めに治療を開始しましょう。

また、皮膚科だけでなく美容皮膚科でもニキビ治療は行っています。

「安く今の症状を抑えたい」という方は皮膚科を、「ニキビを治しつつ、今後ニキビができない肌にしたい」という方は美容皮膚科を受診してみてください。

治療を始めた場合、個人差はありますが1~2週間で頭皮ニキビが改善されることが多いです。

頭皮ニキビに似た4つの症状・病気

頭皮ニキビかと思えば、実は別の病気だったというケースがあります。

ここでは、頭皮ニキビに似た病気をご紹介します。

①毛嚢炎

毛嚢炎(もうのうえん)は、毛根を包んでいる部分(毛嚢)に起こる炎症のことです。

毛の根元が赤く腫れて、白い膿を含んだ赤ニキビのようになります。

ニキビと違って、芯のような塊はできません。

カミソリ負けやひっかき傷が原因で発症します。

②接触皮膚炎

接触皮膚炎は、いわゆる「かぶれ」のことです。

皮膚に何らかの物質が接触することで、赤みや小さな水ぶくれが現れます。

接触性皮膚炎は、原因物質に触れた箇所だけに症状が現れるので、その点がニキビとの見分けポイントになるでしょう。

③脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)は、頭や顔など皮脂分泌が多い部分にできる湿疹です。

患部の広範囲に赤みが広がって、かゆみや皮むけが出ることがあります。

ニキビのように、毛穴にポツポツとできることはありません。

発症する原因は明確になっていませんが、皮膚に常在するマラセチア菌が原因だと考えられています。

④粉瘤

粉瘤(ふんりゅう)は皮膚下に袋状の組織ができ、そこに皮脂や角質が溜まってできた腫瘍のことです。

最初は小さなしこりですが、時間が経つにつれてサイズが大きくなり、独特の臭いを発するようになります。

ニキビと違って自然治癒することはありません。

手術をして、袋状の組織を完全に取り除く必要があります。

原因は外傷やウイルス感染と言われていますが、原因はハッキリとしていません。

このように、ニキビと見た目が似ている皮膚炎は数多くあります。

ニキビの場合でも同じですが、頭皮に何らかの症状が現れた場合は、できるだけ早めに病院を受診することを推奨します。

頭皮ニキビと薄毛・抜け毛の関係性について解説

頭皮ニキビができると、その箇所が薄くなったりハゲてしまうのでは?と不安になる方も多いと思います。

結論から言うと、頭皮ニキビ自体が薄毛・抜け毛を引き起こすことはありません。

しかし、ニキビができる頭皮環境が、いずれ薄毛や抜け毛の原因になる恐れはあります。

頭皮ニキビができるということは、髪を育てる頭皮環境が悪化していることだからです。

頭皮環境が悪化すると、栄養分が毛根部分までに届かなくなり、髪が健康的に成長しなくなります。

つまり、薄毛や抜け毛につながるということです。

頭皮ニキビができた場合は、薄毛や抜け毛になるリスクが高まっていると言えます。

ニキビを治療し頭皮環境を改善して、髪が薄くなってしまう事態を防止しましょう。

頭皮環境を改善するには、マッサージや頭皮の洗浄・保湿が大切です。

ヘッドスパは、その3つのケアを全て兼ね揃えています。

ヘッドスパの施術・効果についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ|頭皮ニキビの原因を解消してきれいな頭皮にしよう

いかがでしたか?

頭皮ニキビができる原因が分かれば、対処することも予防することも可能になります。

最後にもう一度、頭皮ニキビができる原因をおさらいしましょう。

頭皮ニキビができる原因

  • シャンプーの洗い残し
  • 肌に合っていないヘアケア製品
  • 睡眠不足
  • 栄養の偏り
  • ストレス
  • 紫外線
  • 不衛生な枕カバー
  • 長時間の帽子の着用

多くの方が経験するニキビですが、これも皮膚の病気の一つです。

セルフケアだけでは治療するのに時間がかかってしまうので、早めに病院に受診して、綺麗な頭皮を取り戻しましょう。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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