皆さん、こんにちは。
東京都世田谷のヘッドスパ専門店「Head Spa Shop MAYIM」です。
今回は頭皮の赤みについて解説していきます。
ふと鏡を見たら頭皮が赤くなっている、なんてことはありませんか?
さらに赤みだけでなく、かゆみや痛みまで出てきたら「もしかしてなにかの病気?」と不安になってしまいますよね。
頭皮が赤くなってしまうのは、様々な原因が考えられます。
中には怖い病気が隠れている可能性もあるので、自分の頭皮がどうして赤いのか、その原因をしっかりと見つけることが大切です。
この記事では、主にご覧の内容を解説していきます。
- 頭皮が赤い原因
- 頭皮が赤いときの解決策
- 頭皮が赤くなることで発生する症状
ぜひ最後までご覧になって、お役立てくださいね。
頭皮が赤くなってしまう5つの原因
頭皮が赤くなるのは、主に5つの原因が考えられます。
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の血行不良
- 紫外線
- 洗髪方法
- 何らかの病気
それぞれ解説していきます。
原因①:頭皮の乾燥
1つ目の原因は頭皮の乾燥です。
頭皮が乾燥すると、肌を保護するバリア機能が低下します。
バリア機能が低下すると、摩擦や汗などの刺激を受けやすくなり、赤みを伴った炎症につながります。
原因②:頭皮の血行不良
血液は体に、栄養分や酸素を運ぶ役割をもっています。
なので血行が滞ると、頭皮に十分な栄養分が届けられず、頭皮のターンオーバーが遅れてしまうんです。
ターンオーバーの遅れは、頭皮環境が悪化してバリア機能が低下することを意味します。
その結果、ちょっとした刺激でも炎症が起きて、頭皮に赤みが生じてしまいます。
原因③:日焼け
頭皮が日焼けすると、赤みが出てヒリヒリと感じることがあります。
また頭皮の日焼けは、薄毛や抜け毛のリスクも高めるので注意が必要です。
原因④:洗髪方法
髪を洗う回数が多かったり洗浄力の強いシャンプーを使用すると、頭皮に負担がかかって赤みを引き起こす恐れがあります。
シャンプーのすすぎ残しも、頭皮トラブルの一因です。
さらにヘアケア剤が肌に合わないと、アレルギー反応が起きて頭皮が赤くなる場合もあります。
原因⑤:何らかの病気
頭皮の赤みは、何らかの病気が原因になっている可能性も高いです。
頭皮が赤くなる病気を紹介します。
脂漏性(しろうせい)皮膚炎
頭や生え際、耳まわりなど皮脂分泌が多い箇所にできる湿疹です。
患部には赤みやかゆみが出たり、頭皮からフケが出ることもあります。
接触皮膚炎
いわゆる「かぶれ」のことです。
皮膚に、何らかの刺激物質が接触することで起こる皮膚炎です。
赤みやかゆみ、水ぶくれなどの症状が現れます。
アトピー性皮膚炎
かゆみの伴う湿疹が発生し、症状が軽くなったり重くなったりを繰り返す皮膚炎です。
皮膚のバリア機能低下が原因だと判明しています。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛根を包んでいる毛嚢(もうのう)に起こる炎症です。
赤いブツブツや、周りが赤い膿をもった発疹などができてしまいます。
ひっかき傷やカミソリ負けなどによって、毛穴に細菌が入り込んだことが原因です。
血管肉腫
血管の最も内側にある細胞から発生するガンのことです。
初期症状として、どこかぶつけたようなアザや内出血が現れます。
発生頻度はガンのなかでも1%程度だと言われていますが、頭部にけがをした人が発生しやすいと言われています。
【薄毛や抜け毛にもつながる!】頭皮が赤くなることで発生する症状
頭皮が赤くなることで、次の症状につながる恐れがあります。
- 薄毛・抜け毛
- フケ
- 痛み・かゆみ
これらの症状を、詳しく解説していきます。
症状①:薄毛・抜け毛
血行不良で頭皮が赤くなっている場合は、髪全体に十分な栄養・酸素を届けられない状態になっています。
栄養不足になった髪は成長しにくくなり、結果的に細くて抜けやすい髪になってしまう可能性が高いです。
症状②:フケ
乾燥が原因で頭皮が赤くなると、同じく乾燥が原因であるフケも出やすくなるでしょう。
また、肌は乾燥すると水分を補うために、皮脂を過剰分泌します。
皮脂量が多い頭皮が、フケの原因菌が増殖しやすいため、さらにフケが増加してしまいます。
症状③:痛み・かゆみ
頭皮の赤みが、紫外線や皮膚疾患によるものなら、痛みやかゆみも引き起こす場合があります。
また「かゆいから」と頭皮を掻きむしると、炎症が強くなったり、抜け毛につながる恐れもあるので注意が必要です。
このように、頭皮が赤いとほかにも様々な症状が現れやすくなります。
それでは頭皮が赤くなってしまったら、どのように対処すれば良いのでしょう?
次の目次で詳しく説明します。
頭皮が赤くなったときの対処法を8つ紹介
続いて、頭皮が赤くなったときの対処法を紹介します。
原因に合った適切な対処をして、頭皮の赤みを治していきましょう。
- ヘッドスパを受ける
- しっかり睡眠をとる
- 血液をサラサラにする栄養を摂る
- 内側と外側から水分補給する
- 日焼けした頭皮を冷やす
- 正しい方法で髪を洗う
- 無添加や低刺激のヘアケア剤を使う
- 医師に相談する
ひとつずつ紹介していきます。
解決策①:ヘッドスパを受ける
ヘッドスパの頭皮マッサージを受けることで、滞っていた頭皮の血行が促進されます。
血液の流れが良くなれば、頭皮まで栄養が行き渡り、健やかな頭皮環境に整えられるでしょう。
さらにヘッドスパでは保湿ケアも行うので、乾燥対策にもバッチリです。
ヘッドスパで得られる効果については、こちらの記事をご覧ください。
解決策②:しっかりと睡眠をとる
睡眠不足の状態が続くと、自律神経が乱れて血流が悪くなってしまいます。
成人の最適な睡眠時間は6〜7時間と言われているので、この時間を目安にしてしっかりと体を休めましょう。
できるだけ、毎日決まった時間に寝起きすることもポイントです。
解決策③:血液をサラサラにする食品を摂る
脂質や糖質が多い食品は血液がドロドロになりやすく、血行不良の原因になってしまいます。
すべての栄養をバランス良く摂った上で、血液をサラサラにする食品を意識して選ぶと、より血流改善が見込めます。
血流を良くする栄養素は、ご覧の通りです。
栄養素 | 食品 |
---|---|
クエン酸 | レモン、お酢 |
EPA | サバ、サンマ |
アルギン酸 | わかめ、昆布 |
ビタミンC | 果物全般、小松菜 |
ビタミンE | ほうれん草、かぼちゃ |
ポリフェノール | 生姜、なす |
解決策④:内側と外側から水分補給する
頭皮が乾燥したときは、水分補給が欠かせません。
ドライヤー前に頭皮専用ローションやオイルを使って、うるおいを与えましょう。
また体内の水分量は頭皮の水分量に直結しています。
体内の水分量が不足しないように、毎日2リットル程度の水を飲むように意識してください。
解決策⑤:日焼けした頭皮を冷やす
日焼けで炎症が起きた場合は、保冷剤をガーゼで包んで頭皮を冷やしてください。
保冷剤を直接当てると凍傷になってしまうので、必ずガーゼやタオルで包みましょう。
また外出時は、帽子をかぶったり日傘を差したりして、紫外線対策を行ってください。
解決策⑥:正しい方法で髪を洗う
洗髪は1日1回まで、シャンプーのすすぎには3分以上かけるなど、正しい方法で洗髪をすれば頭皮の炎症は抑えられます。
また、髪を洗うときの温度は36〜38℃がおすすめです。
解決策⑦:無添加や低刺激のヘアケア剤を使う
新しいシャンプーや育毛剤を使った途端に、頭皮が赤くなった場合はすぐに使用を中止してください。
含まれている成分が、肌質に合っていない可能性が高いです。
シャンプーなどを選ぶ際は、頭皮への負担が少ない無添加・低刺激の商品を選ぶといいでしょう。
抗炎症作用のある、薬用シャンプーを使用することもおすすめです。
解決策⑧:医師に相談する
頭皮の赤みだけでなく、次のような症状がある場合は皮膚科を受診してください。
セルフケアでは治せない病気の可能性があります。
- 痛みやかゆみがある
- 患部から出血していたり、膿が流出している
- しこりやブツブツがある
- 頭皮の赤みが治らない、もしくは悪化している
また、髪の毛が薄くなったり抜けやすくなった場合は、薄毛専門クリニックで相談してください。
まとめ|頭皮が赤い原因が分からない人は頭皮診断を受けよう
いかがでしたか?
最後にもう一度、頭皮が赤くなる原因と解決策をおさらいしましょう。
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の血行不良
- 紫外線
- 洗髪方法
- 何らかの病気
- ヘッドスパを受ける
- しっかり睡眠をとる
- 血液をサラサラにする栄養を摂る
- 内側と外側から水分補給する
- 日焼けした頭皮を冷やす
- 正しい方法で髪を洗う
- 無添加や低刺激のヘアケア剤を使う
- 医師に相談する
この記事が少しでも、頭皮の赤みに悩んでいる方のお力になれたら嬉しいです。
また「自分に当てはまる原因がどれか分からない…」という方は、病院で相談するほかに、ヘッドスパで頭皮診断を受けてみることをおすすめします。
施術前に頭皮の状態をマイクロスコープなどで確認するので、頭皮が赤い原因を掘り下げることができます。
原因が血行不良や乾燥であった場合は、そのままヘッドスパを受けることで解決できるので一石二鳥です。
ヘッドスパについてご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。